日本でもしばしば話題となるアメリカの企業レーティング(格付け)だが、全体的な自動車業界の売り上げ落ち込みと、先週のテロ事件の余波とで、このところ自動車メーカーのランクが落ち込んでいる。
ウォールストリートにある企業レーティング会社では、ダイムラー・クライスラーを「クレジットウォッチ」というレーティング。これは企業の信用度が近い将来低下する危険性がある、と指摘するもの。GMとフォードはすでに8月半ばからクレジットウォッチとレートされており、世界に誇るアメリカの自動車産業も信用度下落の危機にさらされている。