イタリアGPが開幕した先週の金曜日、突然マクラーレンのミカ・ハッキネンが来年1年間を休養することを発表した。これによりマクラーレンの来季のラインアップはデイビッド・クルサードとキミ・ライコネン(現ザウバー)という布陣が決定した。
「今シーズンは僕にとってもチームにとってもすごく困難なシーズンとなっている。でもそれが休養をとるに至った理由ではないんだ。休養を取ることは僕のバッテリーを充電するのにいい方法だと考えてチームにお願いした。妻のエリヤと息子のヒューゴと一緒の時間を楽しみたいんだ」
「同じフィンランド人のキミがチームに加わってくれてすごく嬉しいし、彼の活躍を願っているよ。でもまだシーズンは残っているから、それに向けて集中して行くつもりだ。もちろん引退を選択することは簡単だったかもしれない。でもそれは僕が選びたかったものとは違うんだ。休養からカムバックするためにはさらなる努力が必要になることはわかっている。それでも僕はマクラーレン・メルセデスに戻ることを望んでいるよ」と休養を決意した心境を明らかにした。