12日のニューヨーク、ワシントンでの自爆テロを受けて、アメリカの主要産業であることからテロが警戒され、デトロイトのビッグ3はいずれも本社から社員全員が避難した。
GMでは73階建てのルネッサンスセンターから社員7500人に帰宅命令が下された。その後昼にはニュージャージー州、デラウェア州、バルチモア州の組み立て工場も閉鎖。翌日も会社再開のメドは立っていない。
フォードもミシガン州の本社から1000人の社員を帰宅させたが、その他の会社施設に関しては営業を続けた。
ダイムラー・クライスラーグループでは昼になって12000人の社員を本社から帰宅させた。また3時間後にはアメリカにあるすべての工場に閉鎖命令。水曜日の朝工場は再開の予定。