イタリアのカロッツェリア(デザインハウス兼少量生産スペシャリスト)ピニンファリーナが、珍しくフランクフルトに自社スタンドを構え、発表したコンセプトカーが『スタート』。2+2コンバーチブルのスタディだ。
ピニンファリーナはフォード『Ka』ベースのロードスター『ストリートKa』を生産することが決まっており、フォードとの関係開始をいわったもの。スタートのエンジンはフォード製2.0リットル「デュラテック」、ターボで武装して200PSを発生する。
スタイリングはフォードのニューエッジデザインをピニンファリーナ流に解釈したもの。フェラーリやプジョーとはまた違ったピニンファリーナを見せる。
ストリートKaをデザインしたフォードのトリノ・スタジオ、ギア(こちらももとはカロッツェリア)は閉鎖され、地球規模の業界再編の中、カロッツェリアビジネスの新しい始まりを示唆しているのがその名もスタートだ。