ホンダは10日、イギリスの現地法人であるホンダ・マニュファクチャリングUKが、イングランド南部、スウィンドンに建設していた第二工場が完成し、同日に開所式を行ったことを発表した。式典には吉野浩行社長ら幹部が出席している。
今回建設された工場は、総額1億3000万ポンド(約230億円)を投じたもので、生産能力は年間10万台規模。当面、1日1交替で操業し、2002年から2交替制にして本格的な操業に入る。
生産されるのは、秋から日本に輸入される予定の『シビックType-R』や、英国市場向きに販売される5ドアの『シビック』で、2002年以降は北米市場向けの『CR-V』の生産も行い、工場の稼働率を上げる予定だという。