日産自動車の関連会社のオーテックジャパンは、高規格救急車『パラメディック』をマイナーチェンジして、6日に発売した。
総務省消防庁認定の高規格救急車であるパラメディックは、今回のマイナーチェンジで全車にベース車となった日産『エルグランド』で定評のあるV型6気筒「VQ35DE」ガソリンエンジンを搭載し、大幅に出力・トルクを向上させた。また、パラメディック専用に床下触媒の追加を実施してHC、NOxを2001年(平成13年)排ガス規制値に対して50%以上低減し、7都県市指定低公害車と、京阪神6府県市指定低公害車の指定を受けた。
また、装備の面では、専用オルタネータの容量を従来より10Ah高い150Ahにアップしたほか、装着要望の多い「電動巻上げ装置付防振ベッド」をオプション設定した。
価格は1498万円(4WD)。