【乗った!! 新型『911』】ポルシェの進化は止まらない

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【乗った!! 新型『911』】ポルシェの進化は止まらない
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ポルシェ『911』をこれ以上アップグレードする必要なんてほんとにあるのだろうか? すでに世界トップクラスのエンジンとシャシーを携え、あらゆるドライバーから絶賛をうけた911である。

911がモデルチェンジした時に集まった注目とあこがれのまなざしからは、その人気が簡単には落ちないことを予想できた。ところが、その最後のモデルチェンジから4年たった今、ポルシェは911をまたアップグレードしようとしているのだ。初代モデルがリリースされて38年間、911は絶え間く改良が重ねられてきた。今回もその“つづき”なのだ。

最後にアップグレードが行われたのは1997年であり、そのとき初めて水冷却エンジンが採用され、またシャシーも一新された。今回のアップグレードでは、それ以後、不評の声が聞かれ始めた近頃のモデルの印象を覆そうというわけだ(1999年のフランクフルト・モーターショーでデビューした『タルガ』と『4S』は別だが)。

911ニューバージョンを従来型と比べて、外見的はそう大胆な違いは見られない。ポルシェのモデルチェンジはいつもそうであるように、外観に関しては変更を最小限度に抑えてある。基本的に今回のモデルチェンジの目的は、911をモデルに作られた『ボクスター』と一線を画すためである。

より厚みのあるバンパーに、フロントのラジエーターには改良された冷却ダクト。新しいデザインのアンダートレイによって、トランスミッションを冷却する空気流が増量された。そしてビジュアル的に最も違ってくるのが、『ターボ』をイメージしたヘッドライトである。リアのバンパー、そしてエンジンルームの開閉部も新しくなり、バッジの位置も変更された。

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