これで歩行者も少しは安心?---歩行者保護の安全開発が本格化へ

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日本自動車工業会は、欧州自動車工業会(ACEA)が欧州委員会と合意した歩行者保護の自主的取組みについて理事会で了承、国内で販売する自動車でも歩行者保護対策を実施していくことになった。

自主的取組みは歩行者保護対策として、ABSと、昼間でもライトを点灯する昼間点灯装置を装備するアクティブセーフティと性能要件を導入する。ABSは04年までに全ての新車、昼間点灯装置は03年10月から全車に装備する。

ボンネットやバンパー、前部構造物の衝撃を吸収する性能要件については第1弾を05年から、第2弾を10年から要件に対応させるというもの。

欧州委員会と欧州自動車工業会はこうした自主的取組みを徹底することで合意した。日本の自動車メーカーは欧州に輸出していることもあってこの取組みに歩調を合わせることになり、国内の対策でも歩行者保護を実施する。

《レスポンス編集部》

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