ベネトンを率いるフラビオ・ブリアトーレが来年に迫ったルノーのカムバックを前に、チームを離脱するのではないかという噂がフランスGPのバドックで流れた。
94年、95年とミハエル・シューマッハとともにワールドチャンピオンを獲得したブリアトーレは、一度は前戦から身を引いていたものの、ルノーF1復帰を前に古巣へ戻った。ところがチームはかなり深刻な不振続き。
ルノー・スポールと長い付き合いを保ってきたブリアトーレが来年を待たずして離脱する理由については「今のところ事情が複雑だ」としか語っていないが、次の行き先がプロストであることはほぼ確定のようだ。
また、べつの噂ではアジアテックがプロストの買収を計画しているらしく、実現すれば来季のプロストはフェラーリ・エンジンではなく、旧プジョーのエンジンを使用することになる。