先月全米のマイノリティにトヨタのボイコットを呼び掛ける、と脅しをかけた黒人の政治指導者、ジェシー・ジャクソン師がトヨタへのボイコット実現を8月1日まで延期する、と発表。理由はトヨタが現在アフリンカン・アメリカンが経営する広告会社と契約の話し合いを行っているため。
トヨタは『RAV4』の宣伝用写真に、黒人の金歯の上を車が走っている、という図柄を採用し、これがジャクソン師の怒りをかった。ジャクソン師はトヨタに対し、従業員にもっとマイノリティを採用すること、広告宣伝にマイノリティ経営の会社を採用して人種偏見的な広告を行わないこと、などをボイコット回避の条件として挙げている。