一枚岩ではない? リサイクル問題で奥田・自動車工業会会長が異論

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日本自動車工業会の奥田碩会長は、21日の記者会見で、自動車リサイクル法について個人的見解としながらも「不法投棄などを考えると、新車から集める方がいいと思う」と述べ、業界とは異なる考え方を示した。

自動車リサイクル法では、廃車処理費用を新車購入時に集めるのか、廃車時に集めるかが課題となっており、これを検討している産業構造審議会では新車購入時の集めるのが有力となっている。しかし、自工会では廃車時に費用を徴収するべきとして、新車販売への影響を懸念していた。

自工会の奥田会長は、家電リサイクル法でテレビなどの不法投棄が増えたことを見ても「新車で徴収するのが得策」と、個人的見解ながら自工会とは異なる考え方を示しており、リサイクルに対する考え方では業界にも異論があることを示した。

《レスポンス編集部》

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