新型『スカイライン』のボディは、旧型モデルに比べて空力的洗練度を格段に増した、バランスのよいデザインを持っている。Cd値は旧型の0.33に対して0.27と大幅に向上。オプションの3次元リアスポイラー、フロントサイドフェアリング装着モデルは0.26という、さらに良好な数値を記録する。
またクルマは高速になるとボディが浮き気味になる特性を持っているが、スカイラインは高速走行時のボディの浮き上がりをゼロに抑えることに成功している。これらの特性によって、200km/h超という高速領域での加速性能がよくなっていることはもちろんのこと、法定速度100km/hという日本の高速道路でも、風切り音の少なさや良好な走行安定性、また燃費などの恩恵を受けることができる。