ここまで5戦連続ポイント獲得を果たしていたジョーダン・ホンダ。しかしオーストリアGPでは両者がスタートできないという痛恨のトラブルで、残念ながら記録はストップしてしまった。
「ローンチコントロールシステムが作用せず、エンジンがストールしてしまった」というヤルノ・トゥルーリはなんとかレースに復帰するもピットレーンの信号無視で結局最後は失格。ハインツハラルド・フレンツェンは「ギヤボックスが壊れ、ギヤが効かなくなった。午前中はマシンがいいバランスで決まっていただけにがっかり」と残念そうに語った。
ライバルチームのつまずきによりチャンピオンシップ4位の位置はなんとかキープしているジョーダンだが、BARホンダのほうは前戦ジャック・ビルヌーブの表彰台に続き、オリビエ・パニスが5位入賞を果たしているだけに、今後のふんばりが期待される。