東京都は4月から低公害車の都営駐車場の料金を半額に割引くというサービスを開始したが、開始後1カ月間にこのサービスを利用したのが、当初予定を大幅に下回る27台に留まっていたことが明らかになった。
これは都が低公害車を優遇することで普及を促すという政策のひとつ。ハイブリッド車などの低公害車で都営駐車場を利用すると、時間貸しの駐車料金が1時間無料、1日貸しでは3割引になる。4月からスタートしたが、優遇制度の利用者は時間貸しが20台、1日貸しが7台にとどまった。
都では優遇制度が低公害車の普及に貢献すると見ていたが、全くの不発となったことにガックリ。周知徹底が足らなかったのも原因のひとつか。