アメリカの石油メーカー、エクソンモービルはカルフォルニア州で実施中の「CaFCP(カルフォルニア・フューエルセル・パートナーシップ)」に参加したことを明らかにした。
今回、エクソンモービルが参加したのは、トヨタとGMが「実用性が高い」と主張して研究・開発を進めているガソリン改質のチーム。同社では燃料電池に適したガソリンの開発や、提供のパートナーシップを表明。今後1年半の間に実用化に近いレベルまでもっていきたいとしている。
CaFCPは燃料電池自動車の実用化を目指して行われている半官半民の組織で、カルフォルニア州内で実際に燃料電池車を走らせるなどの実証実験を行っている。自動車メーカーからはトヨタ、ホンダ、日産、GM、ダイムラー・クライスラー、フォード、ヒュンダイが。石油メーカーもBPやシェルなどの大手が参加している。