フランスのプジョー・シトロエン・グループ(PSA)のジャンマルタン・フォルス会長が、次世代小型車の開発・生産について、トヨタとの協力交渉を進めていることを正式に明らかにしたと、22日付けの日本経済新聞が報じた。
このプロジェクトは、トヨタが「アンダーNBC」と名付けているもので、車格的には『ヴィッツ』よりも一回り小さく、800cc〜1.0リットルクラスのエンジンを搭載するもの。これまでは一部関係者のリークによる報道がなされていたが、関係者が交渉の有無を認めるのは今回が初めてとなる。
同会長は、欧州での環境規制や厳しい価格競争を勝ち抜くために「新たなパートナーが必要」として、トヨタとの協力が必要不可欠であるとの考えを示している。