今年はBARとジョーダンへの2チーム供給となったホンダのエンジンだが、会見の様子を見るかぎり、エンジンに対する感想にはチームによってかなりの温度差があるようだ。
BARは昨年もホンダエンジンを使っており、特性を把握していることから、ドライバー、オーナー共にある意味では余裕な発言が目立った。昨年、マクラーレンのテストドライバーを務めていたオリビエ・パニスには「メルセデスエンジンと比較して何が違うか?」という質問も寄せられたが、それに対しては「まだまだ向上させるべき点は確かにある。しかしパフォーマンスは上々だ」という前向きな回答をしている。
昨年は同じホンダでも“無限”のマークが付いたエンジンを使っていたジョーダンだが、昨年は辛酸をなめさせられただけに、エディ・ジョーダンのコメントもどこか慎重さを感じさせるものだった。