日本で盗まれたクルマがイギリスで! 自動車盗難の実態

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日本で盗まれたクルマがイギリスで! 自動車盗難の実態
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警察庁は25日、昨年4月から12月までの間に日本国内で盗まれ、被害届の出ていたクルマのうち、865台が海外の20カ国で発見されたことを明らかにした。日本は国際的に見て「特殊だ」と言われる右ハンドル車のためか、発見される国は大半が左側通行の国だという。

同庁は昨年から、ICPO(国際刑事警察機構)の「盗難車情報データベースシステム」に加入。手配や発見の情報が一覧できるようになっている。情報を検索した結果、日本と同じ左側通行の国であるイギリスで最多の672台が発見された。これらは税関で摘発されたり、何らかの違反行為を行った際に警察の捜査で発覚したりしたもの。他には南アフリカや、ニュージランド、オーストラリア、香港など、いずれもイギリス支配が強かった国で見つかっている。

イギリスなどでは、正規輸入されていない日産『スカイラインGT-R』が日本円で1000万円に届こうかという高値で販売されており、入手しにくいこれらのクルマを専門に販売する盗難集団の存在も噂されている。

《石田真一》

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