アメリカの自動車不況を受けて、フォード、GM、ダイムラー・クライスラーのビッグ3は揃って2001年度第1四半期の生産計画を大幅に下方修正した。
フォードでは第1四半期の自動車生産台数を105万台としたが、これは2000年の同時期と比べて17%もの削減となる。またGMも第1四半期の生産台数を130万台とし、昨年同時期より14.5%の削減。ダイムラー・クライスラーでは正確な数字を発表していないが、クライスラーの業績不振からこの数字はフォード、GMと比べてもさらに大きなものとなりそうだ。
GM、ダイムラー・クライスラーは1月初頭からいくつかの工場の一時閉鎖を決めており、好調だった自動車業界は本格的に不況の時期に突入しつつあるよう。