運輸省と通産省は「財団法人自動車リサイクル促進センター」の設立を許可した。
自動車リサイクル促進センターは、日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本自動車輸入組合、日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会、日本鉄リサイクル工業会、日本自動車整備振興会、日本中古自動車販売協会連合会の自動車8団体が出損して設立した。基本財産は1億円で、理事長には自工会の鈴木孝男副会長、常務に日産自動車から出向する斎藤和紀氏が就任する。
センターでは、使用済みとなった自動車の適正処理を促進するため設立されたもので、使用済自動車のマニュフェスト管理やフロンの回収・破壊、エアバッグの回収・処理、電子マニュフェスト化などのリサイクル促進のための調査・研究を行う。
フロンガスや放置自動車が環境問題となっているなかで、センターが中心となって適正処理を行う。