東京都トラック協会は5日、ディーゼル車から排出される黒煙をチェックする街頭監視活動を行った。当初の予定では、警視庁にも協力してもらい、黒煙の排出がひどいディーゼル車を止めて、注意するなどの計画だったが、警視庁からの協力が得られなかった。
同協会は、大気汚染が問題となっている都内の環状7号線を中心に5箇所で街頭監視を行った。だが、違反車両を停止・指導できる権限が無いため、目視で黒煙の多いディーゼル車のナンバーやを社名などを確認して、会員の運送会社にだけ後日、注意や指導を行う。
東京以外から流入するディーゼル車の多い東京で効果はあるのかどうかは疑問だが、警察は環境問題に疎いということを浮き彫りにしたという効果はあった。