8年ぶりとなる鈴鹿に向けて、ホンダ陣営は自信に満ちている。4日、東京都内のホテルで開催された「F1ウェルカムレセプション」の場で、F1プロジェクトリーダーの保坂武文氏(本田技術研究所)は日本GPに投入する「鈴鹿スペシャルエンジン」について次のように語った。
「過去最高のパワーを持つエンジンを持ち込めるようになりました。シャシーもBARの頑張りでもっともいい状態で鈴鹿に挑めます。パワーは相当出ていて、トップグループと遜色ありません」
この「鈴鹿スペシャル」は開発途中の段階でイタリアGPの予選に登場、いきなり4番グリッドを獲得したという自信作だけに、期待がもてる。鈴鹿にホンダ・ミュージックが帰ってくるのは、もうすぐだ。