運輸省は、10月1日から31日まで「ディーゼル黒煙クリーン・キャンペーン」を展開すると発表した。
首都圏など、大都市部における大気汚染状況が問題となっており、とくにSPM(浮遊粒子状物質)の環境基準達成状況は依然として厳しい状況にある。中でもディーゼル黒煙にかかる国民の問題意識が高まっているため、キャンペーンを展開して黒煙の取締まりを強化する。運輸省がこうした黒煙を重視した取締まりを行うのは2回目。
期間中は、街頭検査の充実強化、適切な点検整備による黒煙低減効果のPR、通報制度は活用した運送事業者の指導を行う。