ゼネラル・モーターズ(GM)は18日、ミネソタ州ミネアポリス付近に拠点を持つ、オールズモビル系ディーラーの7店舗を使い、インターネットによる自動車販売の実証実験を行う、と発表した。
GMは現在「BuyPower」という販売サイトを運営しているが、このサイトで行えるのは車種やグレード、ボディカラーに基づいた在庫情報の確認だけだった。しかし、今回行う実験サイトでは、最終の契約書の作成以外の全ての手続きが可能になるという。
サイトで公開される新車の価格は、周辺ディーラーで実際に販売した実績の価格となっており、クルマの購入を希望するユーザーは、この価格を基本に値引きなどの交渉をディーラーと行うことなる。このあたりは「値引き後のワンプライス」を掲げる非メーカー系のインターネットディーラーとは大きく異なっている。