日産がパリ・モーターショーで発表する4x4コンセプトカーの『エクストレイル』は、「(オンロードでの)ロードホールディング、運転する楽しさと、オフロードでの性能を融合させるという課題に対する日産からの回答」だと開発陣はいう。
エクストレイルの4x4システムはドライブバイワイヤ、つまり電気信号で4輪のトラクションをコントロールし、ドライバーからの加速入力に即座に反応、滑りやすい路面でのトラクションロスを防ぐ。
室内には、新鮮でモダンな素材が使われているという。耐久性のある素材に施された表面模様や、アルミニウム成形品が特徴。カーゴエリアからはカーペットが剥がされ、荷物を乱暴に積み降ろししたり、水洗いできるようになっていたり、無骨な機能優先デザインだという。また後席の中央アームレストは脱着可能、スノーボードなども楽に積み込める。……こういったうたい文句をショーでは確かめたい。
日産の技術力と革新デザインを1台のコンパクト4x4コンセプトカーに仕立て上げたのがエクストレイルだと、日産自身で言っている。