チームメイトのミカ・ハッキネンから13ポイントも離されてしまったデイビッド・クルサードだが、チームのボスであるロン・デニスは、まだクルサードにもチャンピオンへの可能性が充分あると見ている。
クルサードはハッキネンのサポートに回ったほうがいいとの意見が上がっているが、デニスはこれを否定した。「まだ4レース残っているし、何が起こるかわからない」と語り、チャンピオンシップで優位に立った自信からか、またしても「平等」を協調したデニス。いよいよシーズンも大詰めに入り、その平等主義が仇にならなければいいが……。