「観光地などでは陸運局の管轄地名でなく、著名な場所の名前を採用してほしい」との要望を受け、運輸省では2003年度からクルマのナンバープレートについて「ご当地ナンバー」の実現を目指すべく、検討することになった。
最初に採用されることがほぼ内定しているのが、静岡県・沼津陸運支局管内(現在の沼津ナンバーのエリア)で、観光地としても有名な「伊豆」と、福島県・福島陸運支局(現在の福島ナンバーのエリア)の「会津」だ。いずれも地元から「実際の地名の方が使いなれている」と要望があったためで、この二つのエリアに関しては地元の観光協会も後押しを行っている。
かつて神奈川県・相模陸運支局から「湘南」ナンバーが登場した経緯と似ているが、もしかしたら観光地を中心に今後もこのような変更は続くかもしれない。