読者からデイビッド・クルサードのフライングを指摘するメールが編集部に届いた。auto-ASCII24でF1関係中心に執筆する永井史郎氏に本当のところはどうかきいてみた……。
Q 先日行われましたF1オーストリアGPの決勝スタートに疑問があります。と言うのは、テレビで見ていると明らかにマクラーレンのクルサードがフライングを犯しているのですが(レッドシグナルが消える前にタイヤが動き出している)、レース中ペナルティは課せられず、その後も取り上げられることはありませんでした。
A じつは私も「フライングだ!」って、あの時思いました。でも、ノーペナルティ。そのままレース終了。
現在、すべてのF1マシンには、タイミングサービス用のトランスミッターが取り付けられており、またフライング等の監視もすべて電子管理されています。つまり、クルサードは、あの日、他の誰よりも最高のスタートを決めたと言えるのでしょう。フライングに見えるくらいの……。
後日談は聞いていませんし、本当にフライングだったら誰よりも先にフェラーリがスチュワードに抗議しますよ(笑)。
Q あれはフライングではなかったのでしょうか? それともマクラーレンだから許されているのでしょうか?
A 私がバーニーやモズレーに聞きたいくらいです(笑)。