GMではSUVなどに搭載して人気のV8エンジンを、中型セダンなどにも導入する予定があるという。アメリカではV8のパワー人気は高く、ライトトラック系統だけではなく普通乗用車にもV8搭載の要望が強いため、この企画がたてられた。
コンパクトデザインのV8は4シリンダーエンジン搭載のクルマをターゲットとして設計され、サイズが小さくてもV8特有のパワーを発揮することでオプションとして人気が出そうだ。
とりあえずGMがV8搭載を予定しているのはラグジュアリーセダン、スポーツとしてこのエンジンにふさわしいサーブ『9-5』のようなモデル。しかし人気が高ければその他のセダンモデルなどにも徐々に搭載していくことを予定している。
コンパクトデザインの新型V8は4シリンダーエンジンよりもサイズが小さく、エンジンの置き換えによって大幅にエンジンルームの設計を変更する必要はないという。