ダイムラー・クライスラー日本は27日、メルセデスベンツの『S320』、『S430』、『S500』、『S500L』、『CL500』などのエアコンに不具合があったとして、運輸大臣にリコールの届け出を行った。対象となるのは2000年3月9日から5月12日までに輸入された411台。
対象となったクルマは、エアコンの風量等を調整するファン・コントロールユニット内の電気回路に一部不適切なものがあるため、ユニット内部が異常過熱するものがあり、最悪の場合、当該ユニットに接続するコネクタが溶損し、ブロア・ファンが作動しなくなり、デフロスタの機能が損なわれるおそれがある。
国内での発生件数は無く、発見は海外市場によるもの。