従来の規制値があますぎ!! 抜き打ち排ガス検査で整備命令ほんのわずか

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運輸省は6月と10月をディーゼル排ガス規制重点期間と定めたが、これによる大型トラックなどの抜き打ち検査がスタートした。首都圏、愛知、大阪の3地区で路上でディーゼル排ガスの濃度を測定し、違反車両を摘発するというもので、6日に報道陣に公開する形で取締まりが実施された。

排ガス状態の確認には運輸省のスモークテスターを使うのだが、モクモクと黒煙を出すディーゼル車でも「規制値以内」との結果で、いかに国内のディーゼル車の排ガス規制が緩いのかが理解できた。ちなみにこの日は2時間で58台を検査したが、基準値をオーバーしたのは5台で、うち2台に整備命令が出されただけ。検査の作業手順を見ていると「本当にちゃんと測定できているの?」と思われる一幕もあった。

《レスポンス編集部》

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