重い腰がやっと上がった!? 運輸省がディーゼル対策強化へ

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運輸省は、6月と10月をディーゼル排ガス問題に取り組むための重点期間に定め、大都市を中心に黒煙を大量に吐くディーゼル車の取締まりに乗り出す。

東京都がディーゼル規制を打ち出したり、尼崎大気汚染訴訟で、ディーゼル車の排ガスの排出差し止め命令が国に出されるなど、ディーゼル車の排ガスが問題となっていることから、運輸省では黒煙を多く排出するディーゼル車の取締まりを強化。警察当局とともに、東京、愛知、大阪の都市部でディーゼル車の黒煙を対象とした街頭検査を実施していく。

街頭検査では、黒煙濃度を測定できるディーゼルスモークテスタを使って黒煙濃度が保安基準に適合しているかを測定し、適合していない車両を発見した場合には整備命令を交付して改善させる。トラック、バスを所管する運輸省は新たな負担となるディーゼル対策に及び腰だったが、世間の批判が厳しいのに対応して、ディーゼル車の排ガス対策を強化することになった。

《レスポンス編集部》

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