【ホンダF1ストーキング】BARの2台、雨に沈む……トラブルは続く

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【ホンダF1ストーキング】BARの2台、雨に沈む……トラブルは続く
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F1ヨーロッパGP決勝でBARホンダのジャック・ビルヌーブは9番グリッドからスタート、1コーナーまでに5位にあがる素晴らしいダッシュを見せた。20分ほどして雨が降り始め、ジャックは15周目にレインタイヤに交換したもののタイミングは遅く、13位まで順位を落とす。その後、雨が苦手といわれるジャックだがじりじりと順位を上げていく。しかし46周目、7位を走っていた時にピットインしリタイアしてしまった。

「2度目にピットに戻ってくるよう指示があった際には、何が起きたのか全然わからなかった」とビルヌーブ。本田技術研究所の保坂武文マネージング・ダイレクターは、ジャックのトラブルはバルブ系だったという。「ゴールまで走らせることが不可能とわかったのでピットに戻ってくるよう指示した。午前中のウォームアップでクラッチの調子が悪く、レースはTカーで戦ったのが裏目に出た」と説明する。

18番手からスタートしたリカルド・ゾンタは最初のピットイン前には13位まで上がっていた。その後スピンを喫しながらも49周目には10位まで順位を上げる。しかしその5周後、再度のスピンでコースアウト、レースを終えた。「1回目のピット後はクルマのバランスがよくなって、雨中のレースを楽しめた」とリカルド。「ところが2度目のピットの後からシフトダウンがうまくいかなくなった。ブレーキングで後輪がロックしてスピン、グラベルにつかまってしまった」

《高木啓》

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