日本自動車工業会は16日、ディーゼル車が排出するPM(粒子状物質)を削減するため、2007年をめどに導入される新長期排ガス規制への対応を2年前倒しすることとし、規制対応車を2003〜2004年に順次投入していくという取り組み方針を発表した。既販車については、DPF(粒子状物質除去装置)の装着やガソリン車、最新規制対応車への代替を促進するほか、税制措置や補助金制度の創設を関係方面に働きかけていく。