石原東京都暴走とまらず!? ディーゼル車の全面規制実行へ

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東京都の石原知事は、都内を走行する全てのディーゼル車にディーゼル粒子状物質除去装置(DPF)の装着を義務付ける方針を明らかにした。公害防止条例を改正して2003年から段階的に実施、06年度までに全てのディーゼル車がDPF義務付けられる。DPFは小型用の80万円のものから、大型用の300万円など、かなり高価。これを受けて国、運輸省、環境庁、運送業界は大きく揺れそうだ。

都のディーゼル規制ではDPF装着が義務となる時期は次の通り。まず89年規制前のディーゼル車は03年4月から、94年DE規制車は04年4月から、現行規制車のうち、条例施行前の登録車は05年4月から、施行後の登録車が04年4月からとなる。新車登録から5年間は規制を猶予、条例は01年4月から施行するため、06年度からは全てのディーゼル車が対象となる。なお条例改正は年内に予定している。

ただ、DPFはまだ量産化されていない上に高価。また、DPF装着をどうやって検査、取り締りするかなどの課題も山積み。運輸省の担当者からは「石原都知事お得意の構想先行では」との陰口も。

《レスポンス編集部》

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