建設省がETCを年度内に200カ所整備へ

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建設省の99年度第2次補正予算要求は、高速道路や都市圏の環状道路の整備、ITS(高度道路情報システム)のひとつノンストップ自動料金収受システム(ETC)の大幅拡充を要求した。国費要求額は総額で2兆9124億5900万円となった。

道路整備では東京、大阪、名古屋の三大都市圏の構造改革の推進として環状道路を整備し、渋滞の解消を図る。また、第二東名や名神高速道路など、高規格幹線道路の整備にも国費1698億円を要求する。

また、高速道路の交通渋滞の原の3割を占める料金所渋滞の解消を図るため、ETCを緊急整備する。来年3月までに千葉県など54カ所でETC専用出入り口を整備する計画だったが、さらに東北自動車道、北陸自動車道など150カ所にも整備する計画だ。

さらに、国道1号線、国道2号線での低騒音舗装の敷設、遮音壁の設置や交通遮断時間の長いボトルネック踏み切りの解消事業、事故多発点での交差点改良による事故削減対策を進める計画だ。

《レスポンス編集部》

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