市光工業が発表した2012年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比3.7%減の29億500万円と小幅減益となった。
公正取引委員会は、自動車用ランプメーカー4社が独占禁止法違反の疑いがあるとして立ち入り検査に入った。
タイの洪水で冠水したホンダの工場が3月末には生産再開のメドがつくなど、復旧・復興に向けた動きが活発化しているが、タイへの日本企業の直接投資が「洪水後も増え続けている」そうだ。
市光工業が発表した2011年4〜12月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業利益が前年同期比12.3%減の16億3500万円と減益となった。
市光工業は、タイ子会社である市光タイランドがテクニカルセンターを併設した工場を新設すると発表した。
日産『リーフ』のヘッドライトはロービームにLEDが採用され、青く反射するリフレクターが特徴となっている。このヘッドライトを開発し製品化したのは自動車の灯火類やミラー、あるいは信号機の部品なども手掛ける市光工業である。
夜間の運転においてハイビームにしても対向車や先行車を眩惑させないヘッドライトの研究開発が進んでいる。
市光工業は、自動車電装部品のメーカー、架装メーカーに向けて灯火類を中心に製品を開発、供給している。トラック向けのリヤカメラの市場では40%のシェア(国内1位)を持っている。
市光工業が発表した2011年9月中間決算は、営業利益が前年同期比69.0%減の3億4200万円と大幅減益となった。
市光工業は、完全子会社であるPIAAが、フランスの自動車部品メーカーのヴァレオの完全子会社であるヴァレオ・サービスとビジネス・パートナーシップを締結したと発表した。
市光工業が発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業損益が4億6900万円の赤字に転落した。前年同期は1億7200万円の黒字だった。売上高は、前年同期比27.0%減の167億3200万円と大幅減収となった。
市光工業は、子会社でカー用品大手のPIAAの全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。
自動車部品メーカーの市光工業は、夏季の電力不足に対応するため、7月から9月まで木・金曜日への休日振り替えを実施すると発表した。同様の対応を行う取引先の自動車メーカーに歩調を合わせたものとなる。
市光工業は、東日本大震災の影響で今後の売上げ低迷が予想されるため、早期退職優遇制度を実施すると発表した。
市光工業が発表した2011年3月期の通期連結決算は、営業利益が前年同期比402.7%増の30億1500万円と前年同期の約5倍となった。