
【COTY 選考コメント】iQ はハッキリしない…石川真禧照
トヨタ『iQ』が圧勝だったが、ボクのiQに対する印象は今ひとつハッキリとしていない。というのも、乗る度にクルマが良くなっていくことに驚いたからだ。

【COTY 選考コメント】デザイナーの手垢…千葉匠
自分が10点を投じたクルマが賞を取れないのは、ちょっと寂しい。私の場合、それがけっこう多いんですよ。今回もそうだった。選考委員を拝命して以来、ずっと心掛けてきたのは「自分らしい投票をする」ということ。カーデザイン評論家として、COTYもデザイン視点で考えたい。

【COTY 選考コメント】完成度がいまいちでも…松任谷正隆
僕は選考委員を16年ほどやらせていただいているが、選考の一番大事なポイントはその時代における「意義深さ」においている。たとえ完成度がいまいちでも、今はこの方向を向いていることが大事、と思えるクルマを推したい。そういう意味でも今年は簡単に『iQ』に決まった。

【COTY 選考コメント】輸入車のウィークポイント…米村太刀夫
今回のCOTYは輸入車がイヤーカーに輝く可能性が高かったのですが結果はiQの独走に終わりました。

【COTY 選考コメント】iQ の10点には条件が付く…木村好宏
今年も駆け足で投票に参加した。イヤーカーとなったトヨタ『iQ』だが私は10点を与えた。まあ順当なところだろう。クルマ作りの基本コンセプトそしてそれを実現させた技術は素晴らしい。特にあんなに薄い燃料タンクなど脱帽ものである。

【COTY 選考コメント】第一印象は釈然としない…岡本幸一郎
選考結果がこうなったことに、個人的には少々複雑な心境でいる。

【COTY 選考コメント】「革新的」がキーワード…竹岡圭
第29回日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた『iQ』。いちばん評価されたポイントは「革新的」というキーワードだと思います。

【COTY 選考コメント】トヨタの体質を変えていく…藤島知子
大賞を選ぶさいは、選考委員が25点を10台の候補車のうち、5台に割り振るというものだが、種類の異なる魅力を天秤にかけることは、COTY一年生の私にはあまりに苦しく、投票用紙を前にして筆が進まなかった。

【COTY 選考コメント】頂点に立ってビックリ…森口将之
フランス車好きとしては、シトロエン『C5』が強豪を抑えてインポート部門の頂点に立ったことにビックリした。でもあれから数時間たって、その結果がなんとなく納得できるようになってきた。

【COTY 選考コメント】iQをフルマークにしなかったワケ…家村浩明
具体的な点は書かないが、私はイヤーカーとなったトヨタ『iQ』にフルマーク(10点)を与えなかった。それはなぜか。理由のひとつは、コンセプトの見えにくさだ。全長はなぜ3m(以下)なのか?