経営再建中の伊ピニンファリーナは12月31日、創業一族が株式を手放すことで銀行団と合意に達した。また2011年をもって現在の受託生産事業から撤退することも明らかにした。
ピニンファリーナは10月2日、パリモーターショーで電気自動車(EV)の『Bゼロ』を発表した。最大航続距離250km、最高速130km/hという高い実用性を備え、2010年に欧州で発売される。
フィアット及びフェラーリの会長、ルカ・コルデーロ・ディ・モンテゼモロは、イタリア時間7日朝トリノで交通事故のため死亡したアンドレア・ピニンファリーナについて声明を発表した。
7日朝のアンドレア・ピニンファリーナ会長の事故死は、同社の株価にも大きな影響をもたらした。ミラノ証券取引所におけるピニンファリーナ株はアンドレア氏死去の知らせを受けた直後から値上がりを続け、終値は前日比20.59%高の7.52ユーロまで急騰した。
ピニンファリーナは、バッティスタ“ピニン”ファリーナ(1893-1966)によって1930年に設立されたカロッツェリアに起源を遡る。戦後はいち早く一品製作中心から、大メーカー向けのデザインおよび委託生産に転換を図り、カロッツェリアのビジネスモデルを確立した。
フェラーリなどのデザイン開発・設計を手がけるイタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナのアンドレア・ピニンファリーナ会長兼社長が、イタリア時間7日朝、トリノで交通事故のため死亡した。51歳だった。
伊のカロッツェリア大手ピニンファリーナは4月29日に開催した株主総会で、1億ユーロ(約162億円)の第三者割当増資を可決した。
伊のカロッツェリア、ピニンファリーナは10日、経営安定のために総額1億ユーロの第三者割当増資を行なうと発表した。同時に、増資引き受け先のひとつとして、フランスの複合企業ボロレ・グループを挙げた。
24日夜イタリア上院議会ではプローディ首相の信任が否決されたが、この投票にピニンファリーナ名誉会長で終身上院議員のセルジオ・ピニンファリーナ氏は姿を現さなかった。
伊トリノのピニンファリーナはこのほど、同社がデザインしたチョコレート『ヌォーヴォ』(N’Uovo)を発表した。プロダクトデザイン部門「ピニンファリーナ・エクストラ」と、同じトリノの高級チョコレート専門店グイド・ゴビーノとのコラボレーション。
フィアットは23日、グループの統括デザイン・ディレクターにロレンツォ・ラマチョッティを内定したと発表した。正式な就任は6月1日。ラマチョッティは1948年モデナ生まれで、今年59歳。
イタリアの代表的カロッツェリアとして知られるピニンファリーナが、このほどホテルのデザインを担当した。これは、米国サンディエゴに3月末開業した『ケーティング・ホテル』。
フェラーリ『599』はピニンファリーナのデザインによる、12気筒エンジンをフロントに搭載したベルリネッタクーペ、往年の同系列モデル『250MM』、『250GT SWB』、『275GTB』、『365GTB4』そして直近の『575Mマラネロ』を引き継ぐフラグシップカーと位置づけられている。
11月18−27日、北京国際汽車展覧会/オートチャイナ2006=北京モーターショーが開催された。哈飛汽車(ハフェイ)の『路尊』コンセプトカーにはピニンファリーナのバッジがつく。
ピニンファリーナデザインによるフェラーリ『599』(3日、日本発表)は、従来のフェラーリのエレガントなラインからややはずれ、“エグい”雰囲気を出している。そのエグさは、“強さ”と置き換えてもいいだろう。