ピニンファリーナ会長事故死で株価20%以上急騰

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ピニンファリーナ会長事故死で株価20%以上急騰
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7日朝のアンドレア・ピニンファリーナ会長の事故死は、同社の株価にも大きな影響をもたらした。ミラノ証券取引所におけるピニンファリーナ株はアンドレア氏死去の知らせを受けた直後から値上がりを続け、終値は前日比20.59%高の7.52ユーロまで急騰した。

市場はアンドレア会長の死去にともない、今後創業者一族の持ち株比率が下がり、経営状況が改善することを期待したものとみられている。

ピニンファリーナ・グループの母体であるピニンファリーナS.p.A.は、今年初めに経営状況の悪化が表面化した。そのため4月の株主総会で第三者割当増資を決定し、インドのタタ・リミテッド、ピエロ・フェラーリ氏らが新株を引き受けることを発表した。6月にはベルギー-オランダ系のフォルティス銀行が支援を表明した。

しかし2月に10ユーロ台を保っていた株価は下落を続け、7月には5ユーロ台前半まで落ち込んでいた。アンドレア会長の死には多くの政財界人が早くも哀悼の意を表しているいっぽうで、市場はシビアにイタリアを代表するカロッツェリア復活の契機とみた形だ。
《大矢アキオ》

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