三菱ヨーロッパとイタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナは16日、『コルト』第3のモデル、「コンバーチブル」の開発・生産について合意した。ピニンファリーナが開発、トリノにあるピニンファリーナ工場で06年初めより生産が始まる。
プジョーのコンパクトカー『1007』やフェラーリの『F430』など、話題のクルマのデザインを担当していることで知られているのが、イタリアのデザイン会社ピニンファリーナ。
フェラーリやプジョーなどのデザインで知られるイタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナは、パリモーターショーに『ニド』コンセプトを出品した。安全性能を研究する小型2シーター。スタイリングだけでなく、技術開発力もアピールする。
フィアット・グループ(フィアット、ランチア、アルファロメオ、フェラーリ&マセラーティ)には、なにか奇跡が起きるのを待ちたい。最近の停滞感はイタリア人として残念に思う。F1でのフェラーリの絶対的な強さが何よりの救い。
パリモーターショーで、来場者の注目を集めていたクルマに、プジョーのコンパクトカー『1007』とフェラーリの新型車『F430』がある。このいずれもが、イタリアのピニンファリーナとのコラボレーション。
あちこちに三角形のグラフィックを散りばめた、エントリークラスのコンパクトミニバンは哈飛汽車(ハーフェイ)の『路宝』(ロボ)。ハーフェイの商品開発にはピニンファリーナが協力しており、この『路宝』の開発にも参加している。
『456』後継の4シーター・フェラーリ、『612スカリエッティ』が登場。フェラーリ北米上陸50周年を記念して、フェラーリ初の、アメリカでのワールドプレミアとなった。
およそ世界中の自動車メーカーが一度は仕事を依頼したことがあるだろうカロッツェリアの代表。フランクフルトあるいはパリで、コンスタントにショーモデルを披露している。どこかのメーカーのクルマをつかって新しいデザインをショーで提案するという方法は、この会社だから許される。