
【株価】平均株価はバブル後最安値を更新、日野といすゞは明暗
米国株式の大幅高を受け反発して始まったが、不良債権の加速化による景気低迷を警戒する見方が強まり、全体相場は3日続落。平均株価は9月4日に付けたバブル崩壊後の最安値を更新した。自動車株は高安まちまち。

日野・いすゞ、バス事業統合に向けた準備会社設立
日野自動車といすゞ自動車はバス事業統合に向けた準備会社「ジェイ・バス」を1日付けで設立した。日野といすゞはそれぞれのバス子会社と同準備会社を来年10月をめどに合併し新会社を発足する。

日野、日野車体工業を会社分割
日野自動車は30日、100%子会社である日野車体工業を10月1日付けでバス事業会社とトラック架装事業会社に分割すると発表した。来年予定しているいすゞ自動車とのバス事業統合に向けた基盤を整える。

トヨタと日野の燃料電池バスが初の大臣認定
トヨタ自動車と日野自動車は27日、燃料電池ハイブリッドシステムを搭載した大型路線バス『FCHV-BUS2』が同日国土交通大臣認定を取得したと発表した。今後、ナンバーを取得し来月から首都圏などでの公道試験を開始する。バスの燃料電池車が大臣認定を取得したのは初めて。

日野も“東京仕様”設定---小型トラック『デュトロ』に追加
日野自動車は、小型トラックの『デュトロ』シリーズに、低公害車タイプ「LE」を追加設定して26日から発売した、低公害ディーゼルエンジンと粒子状物質(PM)低減装置を併用で大幅な低公害化を実現した。

日野が小型トラックに完成車シリーズ
日野自動車は5日、小型トラック『デュトロ』にメーカーが架装まで行う完成車「ロボックス」シリーズを設定し発売した。シャシーと架装の一貫生産体制により品質、納期、サービスの全てにメーカーが責任を持つ。

日野、中型トラックにPM低減装置標準装着車を設定
日野自動車は4日、中型トラック「レンジャープロ」シリーズに低公害車「タイプLE」を追加し発売した。新型5気筒エンジンを搭載するとともに粒子状物質低減装置「PMトラップ」を標準装備し東京都環境条例などに適合した。

8月の普通トラック販売、5カ月連続のマイナス
業界筋のまとめによると8月の普通トラック(積載量4トン以上)販売台数は前の年の同じ月にくらべマイナス6.2%の4985台となり5カ月連続で前年水準を下回った。年間でもマイナスとなるのは確実な見通しでトラック市場の回復にはまだ時間がかかりそうだ。

【新聞ウォッチ】不正車検問題を追跡取材する東京新聞の記者魂

トラックやバスにハイブリット車を続々投入、そのわけは?
大型車メーカーがハイブリッド車の投入に動いている。燃費向上と排ガス低減に効果があるハイブリッドシステムはディーゼル車の排ガス問題を解決する切り札として期待がかかる。