
【リミッター導入は是か非か】で、つくの? つかないの?
自民党懇談会は今後もあくまでリミッター導入の阻止に動く考え。運輸相経験のある江藤隆美議員が、懇談会に説明に訪れた国交省幹部を「ごちゃごちゃ言っとらんで、党でもこれだけ問題になっているんだから、話し合えばよかろう。役所が(規制が)直らんというなら、直る方法を考えてやる」と一喝するシーンもあった。

【リミッター導入は是か非か】渋滞が増える?
トラックへのリミッター導入を見直す自民党懇談会ではまた、リミッター装着車が定速で走ったり、互いに追い越しをかけたりすることによる渋滞発生も懸念している。

【リミッター導入は是か非か】リミッター導入で事故が増える?
自民党にリミッター導入を見直す動きがある。国交省は「すでに94年からリミッター装着を義務付けている欧州では、事故が減った報告がある。日本だけ、どうしてトラックの速度を抑えると事故が増えるということになるのか、理解に苦しむ」と話す。

【リミッター導入は是か非か】元F1レーサー中嶋悟に国交省幹部が激怒
国交省にリミッター導入の見直しを求める自民党懇談会では、「単調な運転でドライバーの注意力が散漫になったり、なかなか追い越しができなくてイライラし、逆に事故が増えるのではないか」とする意見も出た。

【リミッター導入は是か非か】ルール違反を前提に成り立っている物流
自民党懇談会では過去3回の議論を重ね、リミッターの問題点を検証してきた。まず問題になったのは、「この不景気に経済を止めるような話だ」という、物流への影響。「長距離トラックの大幅な時間増が見込まれるため、生鮮食料品、とくに水産業者にとっては死活問題」、「ジャストインタイムを重視している物流業界では、サービスの低下が心配される」——などの声があがった。

【リミッター導入は是か非か】自民党から横やり…規制開始半年前になって
大型トラック(車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上)の最高速度を90km/hに抑えるスピードリミッターが9月から導入されるが、規制開始半年前になって自民党の一部から異論が出て国土交通省を困惑させている。

数の上ではこちらが圧倒的なのだが……言いようのない道路族の“不安”
道路関係四公団民営化推進委員会がまとめた提言に対し、道路族ら建設推進派から続々と反対の声があがり始めた。自民党の道路調査会は、高速道路の早期整備を決議。高速道路建設推進議連も「民営化委の最終報告にとらわれず、地方の理解と協力を得て整備を進める」などとする決議を採択した。

高速道路、いよいよ税金で建設か---国交省らが検討開始
高速道路の建設を国が直接行う案を国土交通省と自民党が検討していることが10日、明らかになった。今後、年間2000億−3000億円の規模で高速道路建設に国費を投入する方針だ。道路関係四公団民営化推進委員会の提言に従う場合、高速道路建設費が大幅に削られることになるための措置。

2人乗りオートバイの規制緩和に“待った”〜来年度が正念場
一時は決まりかけていた2人乗りオートバイの高速道路通行規制撤廃が先送りになった。待ったをかけたのは、自民党の笹川副幹事長。改正道路交通法の提出前、“規制撤廃派”の小里氏と協議し、安全性や暴走族問題に改めて懸念を示し、協議が物別れに。この結果、法案を提出するはずだった内閣委員会が流会になった。

実現するか自動車減税---異例の自民党内集会
自動車業界団体らで構成する自動車税制改革推進フォーラムは28日、自民党本部内で緊急集会を開き、複雑な自動車税制の見直しや、ガソリン税などにかかっている暫定税率の廃止などを訴えた。