
福島第一原発、放射能汚染水の海への流出停止を確認
東京電力は、福島第一原子力発電所2号機の取水口付近から流出していた高濃度の放射性物質を含む液体が4月6日午前5時38分頃、海水への流出が止まったことを確認したと発表した。

【東日本大震災】被災地の証言…津波で冠水したコンビニ、元気に営業中
商品が入荷しないことから、仙台市中心部にあるコンビニエンスストアでも閉店しているところが目立つが、津波被害を受けた宮城県山元町で営業を続けている店を取材中に見つけた。この店自体も床上まで冠水しているという。

【新聞ウォッチ】関西へ、香港へ、首都圏を離れる外資系
東日本大震災による福島原発の危機は、首都圏に本社機能を構える外資系企業などのオフィス移転を加速させているという。中でも関西の賃貸オフィスの需要が伸びているほか、香港に拠点を移す動きも相次いでいる。

【東日本大震災】被災地の証言…高台の国道まで津波で冠水
宮城県山元町から福島県新地町に掛けての国道6号は、地震の揺れだけでなく、津波自体が通過したことにより、あちこちで路面に被害を受けている。補修工事は進められており、大型車両の通行も一応はできるようになった。

避難所で移動自動車相談所を開設
国土交通省は5日、東日本大震災で自動車が津波に流されるなどの被害にあった人に対し、避難所などで自動車の諸手続の相談や自動車の無料点検を行う「移動自動車相談所」を開設すると発表した。7日から実施する。

JXエネルギー、東北地方の供給が震災前水準に回復見通し
JX日鉱日石エネルギーは4月5日、東西オイルターミナルが運営する塩釜油槽所の一部利用開始と、出光興産の塩釜油槽所の出荷時間を延長などで東北地方向けの燃料供給体制をさらに強化したと発表した。

【東日本大震災】被災地の証言…留まる住人に救援物資を渡している
津波被害で壊滅し、見渡すかぎり平原となってしまった新地町で出会ったのは、大阪市泉南市からボランティアとして現地を訪れたという小山広明さん。同市の市議会議員だ。クルマで日本海側を通って北上し、新潟から福島を経て被災地に入った。

放射性物質のせいで、廃棄物処理ができない
原子力発電関係団体協議会は、東日本大地震によって顕在化した原子力発電所災害について、政府と文部科学省、経済産業省などの関係省庁に緊急要望した。同協議会は原子力発電所を抱える14道県で構成され、現在は三村申吾青森県知事が会長だ。

【東日本大震災】被災地の証言…家の中に大きな魚が
津波によって押し流され、倒壊した電車が横たわる福島県新地町。JR新地駅周辺は元から田園地帯だったというが、見渡すかぎりの平原を眺めていると背筋が寒くなってくる。本当に何も無く、動いているのは自衛隊の救援部隊と自分だけという状態だ。

日本を震撼させる汚染水 福島原発
赤いさび止めを塗った格子の奥に割れ目から白い水がちょろちょろ流れている。これが今、日本を揺るがす福島第一原発2号機取水口の汚染水だ。