【東日本大震災】被災地の証言…高台の国道まで津波で冠水

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宮城県山元町から福島県新地町に掛けての国道6号は、地震の揺れだけでなく、津波自体が通過したことにより、あちこちで路面に被害を受けている。補修工事は進められており、大型車両の通行も一応はできるようになった。

国道6号は高台を通っており、道路からも街を見下ろすことができる。今はもう壊滅した住宅地しか見えなくなってしまっているが、そこがかなりの高さを持つことだけはわかる。

こんなところを津波が通過したとは信じ難いが、周辺の見回りをしていた山元町役場の方に話を聞くことができた。

「国道6号は高台というか、このあたりでは山沿いを通っているのですが、アップダウンも激しく、部分的に低くなっている場所があって、そこを津波が通過したのです」と説明する。

「海沿いのように何メートルもの高さがあったわけではないけど、それでも数十センチは水を被っていました。国道の下を通る町道があるのですが、ここを通過した津波は威力もまだ強かったようで、山側の方までいろいろと流されています」

「国道の路面が大地震の影響で崩壊するかもしれないというのは想定されていましたが、それが津波によって引き起こされることは考えもしなかった」とも。

海岸線からの距離や、路面の高さを考えたら「まさに想定外の出来事」としか思えないだろう。
《石田真一》

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