
アキュラが米国で最も衝突安全性が高いブランドに
米国ホンダは3月31日、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)とIIHS(道路安全保険協会)から、アキュラの全車種が最高の衝突安全評価を得たことを明らかにした。両テストともに最高評価を獲得したのは、アキュラが初めてである。

GMのSUVから出火のおそれ
NHTSAは2件の火災事故の報告を受け、GMの大型SUVに対する公式な調査を開始した。事故が報告されたのは2007年型シボレー『タホ』。2件とも家のガレージに駐車中、エンジンを切った状態で出火した。

NHTSAがルーフ安全確認を検討
アメリカのNHTSAは、新車テストでルーフ強度の項目を改正することを提唱している。NHTSAによると、ハイウェイでの車の横転事故による死亡者は年間1万人以上に上り、ルーフの両サイド部分の強度テストは必要だという。

NHTSAがサイドエアバッグ規制を決定
米NHTSAは、2013年から米国内で自動車を販売するメーカーに対し、より強力なサイドインパクトクラッシュの安全規制を課すことを明らかにした。明文化はされていないものの、事実上のサイドエアバッグ装着義務法案となる。

NHTSA、サイドエアバッグを法制化へ
米NHTSAは、すべての自動車メーカーに対し、サイドエアバッグをスタンダード装備するよう義務づける法案を検討中だ。早ければ10年以内に導入される見込み。

中国製品問題、今度はタイヤにも
毒入りペットフード、練り歯磨きなど相次ぐ中国製品の問題が浮き彫りになっているアメリカで、今度は自動車のタイヤにも同様の問題が起きている。

【リコール】VWが79万台の大量リコール 米
米NHTSAは、フォルクスワーゲン社の『ジェッタ』、『ゴルフ』、『GTI』、『R32』、『ニュービートル』などの小型車を中心とした79万台のリコールを発表した。問題箇所はブレーキランプで、ブレーキを踏んでもランプが正常に作動せず、事故につながる可能性が指摘された。

フォードが全モデルにESCを標準設定に
フォードモーターでは、2009年中に販売するすべてのモデルに対し、エレクトリック・スタビリティ・コントロール(ESC、横滑り制御)を標準搭載することを決定した。現在フォードではリンカーン、マーキュリーなどの中型および大型SUV、ピックアップトラックなどにESCを標準装備している。

NHTSAがブラックボックス告知を義務づけ
現在市販されている車の多くは、イベントデータボックス、通称ブラックボックスを搭載している。これについてNHTSAがメーカーに対し、2011年モデルから、オーナーへのブラックボックス搭載告知を義務づけることを決定した。

【リコール】フォードのクルーズコントロール…累計670万台
フォードモーターではクルーズコントロールシステムに発火の恐れがあるとして、SUVなど120万台以上をリコールすると発表した。このクルーズコントロールの問題についてはこれまでも乗用車などに同様のリコールが実施されている。