NHTSA、サイドエアバッグを法制化へ

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米NHTSAはすべての自動車メーカーに対し、サイドエアバッグをスタンダード装備するよう義務づける法案を検討中だ。早ければ10年以内に導入される見込み。

また、法制化によってスタンダードとされるエアバッグは、従来のものよりも広いエリアをカバーすることが義務づけられると考えられている。

これまでの協議の中で、NHTSAと自動車メーカーは完全な合意には達していない。しかし、米ビッグ3を中心としたほとんどのメーカーは、2009年9月の時点で、ほとんどのモデルにサイドエアバッグを設置することに同意している。

協議の的となっているのは、コンバーチブルモデルに対する設置と、NHTSAが求めるカバー範囲の広い新しいサイドエアバッグデザインについて。この基準を実行するためには、より強度のあるロッカーパネル、ルーフレール、Bピラーなどが必要となり、車のデザインそのものへの変更を余儀なくされるためだ。

しかし、全体の流れとしてサイドエアバッグが義務づけられることはほぼ確定的で、各自動車メーカーの対応が求められている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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