レポーター歴は約30年になるというのに、ハッキリいって市販カーAV関係の取材経験はゼロ。それどころか、若い頃は年代モノの欧州車を乗り継いでいたので、いわゆる“カーステ”を使ったことがあるくらい。そこで、敢えて素人視点からnuvi 205Wを使うまでの過程を紹介しよう。
25日の初戦に引き続いて「ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)」の第2戦が26日、岡山国際サーキットで開催された。
25日、ポルシェ『911 GT3』のカップカーによるワンメークレース「ポルシェ カレラカップジャパン(PCCJ)」の2009年シリーズ初戦が、岡山国際サーキットで開催された。今年のレースのオフィシャルスポンサーは、2007/2008年のPND世界シェアトップ企業、GARMIN社。
欧米流に言えばPND、日本流では“メモリーナビ”と呼ばれるこの種のアイテムを使うのは、当方にとって初めての体験。とはいえ、「スイッチはひとつなんだから説明書に目を通すまでもないだろう」と早速それをスライドさせてみる。
おそらく、初GARMINのシチュエーションとしては、最も辺鄙な場所で使い始めたうちの一人じゃないだろうか。日本で最低限の作動確認をし、ヨーロッパ用の地図SDカードを手に入れて、取る物も取り敢えず日本を旅立った。向かった先はスペインカナリア諸島のテネリフェ。
海外のモーターショー取材の際に、必ず持って行くガジェットがある。GARMIN(ガーミン)のPND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)だ。日本唯一の海外対応PNDである。
PND最大手のGARMINの日本正規代理店である いいよねっと は、3.5インチ液晶を持つコンパクトPNDの新型機種『nuvi 205』を発表した。発売は4月中旬、価格はオープン。
ポルシェカレラカップ・ジャパンは、いいよねっと社が日本正規代理店として開発、販売するGPSナビゲーション「GARMIN(ガーミン)」ブランドと、2009年シリーズと若手ドライバー育成プログラムのスポンサーとして新たなシリーズパートナーシップを結ぶと発表した。
英国のマーケットアナリスト会社CANALYSのリリースよると、2008年のPNDの世界セールスは約4100万台。メーカー別シェアは33.7%(1380万台、前年比+5.9%)でGARMINがトップを獲得した。2位はオランダのTomTom、以下Mitac、Nextarと続く。
GARMINの最新PND、nuvi900とnuvi205Wが採用した新しいWeb連動サービスがフォトナビゲーション。写真をキーとした位置情報の共有システムというべきものだ。
nuvi205Wは、エントリーモデルという位置づけのため、ナビ以外の機能はデジカメ画像のビューワや電卓など、オマケ程度に止まる。MP3再生などもできないのだが、その一方でちょっと驚くような意外な機能も搭載している。
GARMINの大きな特徴はシンプルで使いやすいことであり、それは機能が大幅に増えたnuvi205Wでも変わらない。インターフェースは明快で、ごく普通に目的地を検索し、ガイドさせるだけなら説明書を読む必要はまったくない。
ハンディGPSのナンバーワンメーカーであるGARMINが、日本市場に投入した新型PNDがnuvi205Wだ。ワンセグ・バックカメラ対応など多機能化を果たしたnuvi900とは対照的に、ナビの基本機能に絞ってパワーアップを果たした、GARMINらしい作りの新型ナビといえる。
GARMINのPNDはパソコンと接続してメモリー内にパソコンアクセスできるようになっている。4GBのメモリーは全て地図のデータで埋まっているわけではないので、MP3やデジカメ画像をnuvi900本体に保存することが可能だ。
GARMINにとって初めてのワンセグ受信機能は、十分に及第点を付けられるものだった。ここでもよく練り込まれた簡単操作が印象的で、チャンネルの選択画面では受信映像が小さく表示されるので内容を見ながらチェンネル選択ができる。