
国交省がトヨタに業務改善指示
国土交通省は21日、トヨタ自動車に対してリコールに関連する業務改善指示を行った。リコールを不要と判断した後でも市場監視を続けることやリコール関連部署と設計関連部署の連携強化などについて指示した。

トヨタ、リコール問題で国交省に報告
トヨタ自動車は20日、国土交通省が道路運送車両法に基づいて求めていた04年10月に『ハイラックスサーフ』などで行ったリコール(回収・無償修理)についての報告書を提出した。

7月13日現在のETCの普及 利用状況---前週より減少
国土交通省道路局が、7月7日−13日の1週間でのETCの普及・利用状況の速報を発表した。それによると、全国平均は61.6%だった。これは、前週の61.9%よりも0.3%も減少した。

リコール分析技術者を公募…国土交通省
国土交通省は、交通安全環境研究所でリコールの可能性がある不具合情報の分析などを行う「技術検証官」を公募する。大型車に関するブレーキやシャーシを専門とする技術検証官1人を広く一般から募集する。

チャイルドシートアセスメント05年度
国土交通省は14日、05年度に実施したチャイルドシートアセスメントの結果を公表した。05年度では、乳児用6製品と幼児用8製品を試験対象に選んで実施した。評価結果は、前面衝突試験で「優」を得たものが乳児用に5製品あったが、幼児用にはなかった。

スマートICの行方、地元の判断次第
全国31カ所でスマートICの社会実験が継続中だが、9月末日で、このうち18カ所の社会実験が終了する。その後もスマートICを継続するのか否か、この18カ所に関係する自治体の決断が、スマートICの未来を暗示する。

組織的リコール隠し? …トヨタに過小届出疑惑浮上
国土交通省は、熊本県警が11日にトヨタ自動車の元品質保証部長らを書類送検した件で、同社に事情説明を求める。トヨタは04年10月、国交省へこの事故原因に関連するリコールを届け出た。しかし、同省ではこの時の報告と県警の捜査内容に食い違いが見られるとして、経緯などを同社に改めて確認する。

ETCの普及 利用状況の速報が発表される
国土交通省道路局は、6月30日−7月6日のETCの普及・利用状況の速報を発表した。それによると、1日あたりの平均利用率は、61.9%と前週よりも0.5%増加した。

国交省、スマートICを本格導入へ
国土交通省は10日、スマートIC(ETC専用のインターチェンジ)の本格導入に向けた制度実施要綱を策定した。サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に接続するスマートICの設置要件や検討体制、事業区分などを定めた。これに基づいて、条件の整った所から速やかに実施を目指す。

自工会がバイク駐車スペース設置に妥協的模索
行政に対してはバイク駐車スペース拡大を要望するが、入居するビルにはバイク駐車場がない……。二輪車メーカー4社合同会見でも質問を受けていた日本自動車工業会(会長・張富士夫トヨタ自動車副会長)が、バイク駐車スペースの設置に、ビルオーナー側と妥協的模索を試みている。