GM大宇はソウルモーターショーの会場に2台のコンセプトカーを持ち込んでいる。次世代のMPV(マルチ・パーパス・ビークル)をイメージした『フレックス』と、クロスオーバーSUVの『オト』で、いずれも韓国お得意のIT(情報通信技術)を車内に持ち込んだ。
2000年秋、日本で言うところの会社更生法適用が決まり、その後はずっと身売り先を探してきた韓国第2位の自動車メーカーだった大宇(デーウ)。GMが引き受けることがようやく決まり、韓国内ではGM大宇という名称で再スタートすることになった。
GM大宇自動車技術は、ソウルで11月20日から29日まで開催される2002年ソウルモーターショーで新型車『ラセッティ』を世界初公開すると発表した。
ゼネラルモーターズ(GM)とスズキは大宇(デーウ)自動車再建のための受け皿となる新会社「GMDAT」にスズキが14.9%出資することで合意したと発表した。
GM(ゼネラルモーターズ)は韓国の大宇(デーウ)自動車再建のために受け皿会社を設立することになっているが、スズキは25日、この新会社に出資することでGMと基本合意したと発表した。
大宇自動車ではアメリカで販売していた『ラノス』7万台を、エアバッグカバーの不良によりリコールすると発表。NHTSAによると助手席エアバッグのカバーが固すぎて、肝心の時にエアバッグが開くのを阻害する恐れがある、という。
GMが大宇(デーウ)の買収の中にアメリカ国内での営業部門を含めなかったため、時間の問題と言われていた大宇アメリカの倒産が確定した。大宇アメリカは17日に破産法を申請、経営が破たんした。
GMと大宇(デーウ)の買収がまとまったばかりだというのに、アメリカでは大宇モーターズUSAが早ければ今週中にも破産宣告の恐れが出てきた。
GM(ゼネラルモーターズ)、大宇(デーウ)自動車、大宇自動車債権銀行団の幹事の韓国産業銀行は、新会社設立で正式調印した。資本金は4億ドル(約500億円)で、債権銀行団が33%、GMとビジネスパートナーが67%を出資する。
韓国・大宇(デーウ)自動車の売却交渉を進めていた債権金融機関団は11日、GM(ゼネラル・モーターズ)と完全合意に達したことを明らかにした。懸案事項となっていた最大拠点である富平(プピョン)工場の雇用問題が解決し、早期売却にめどがついたため。
GM(ゼネラルモーターズ)は、買収を決めた韓国の大宇自動車の社長兼CEOにニック・ライリーGM副社長を起用する方針を固めた。GMは大宇自動車を買収して「GM大宇車」を設立するため、現在買収の最終的な作業を詰めている。